Looker Studio(旧Google Data Studio) は、Googleが提供する無料のデータ可視化ツールです。Google AnalyticsやBigQueryなどのGoogleサービスとシームレスに連携できますが、Excelデータを取り込むことも可能です。
本記事では、Looker StudioとExcelを連携する方法 について詳しく解説します。
1. Looker StudioはExcelと直接連携できる?
Looker StudioにはExcelファイルを直接アップロードする機能はありません。 しかし、以下の方法を使えば、ExcelのデータをLooker Studioに取り込むことができます。
✅ Looker StudioでExcelデータを利用する方法
- Google スプレッドシートを経由する(最も簡単で推奨)
- CSVファイルとしてアップロードする
- データベースに取り込んで連携する(MySQL, BigQuery など)
それでは、それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
2. Google スプレッドシートを経由する(最も簡単)
Looker StudioはGoogle スプレッドシートとネイティブに連携できます。そのため、ExcelのデータをGoogle スプレッドシートに変換することで、Looker Studioで簡単に活用できます。
【手順】Google スプレッドシート経由でExcelをLooker Studioに取り込む
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ExcelをGoogle スプレッドシートにアップロードする
- Google ドライブにアクセス
- 「+ 新規」→「ファイルのアップロード」を選択し、Excelファイルをアップロード
- Google スプレッドシートで開き、必要に応じて編集
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Looker StudioでGoogle スプレッドシートをデータソースとして追加
- Looker Studio にアクセス
- 「作成」→「レポート」をクリック
- 「データソースを追加」→「Google スプレッドシート」を選択
- アップロードしたスプレッドシートを選択し、データ範囲を指定
-
レポートを作成
- テーブルやグラフを追加し、データを可視化
この方法は手軽かつ無料で利用できるので、最もおすすめです!
3. CSVファイルとしてアップロードする
ExcelのデータをCSV(カンマ区切りファイル) に変換すれば、Looker Studioに取り込むことができます。
【手順】CSVファイルをLooker Studioで使う方法
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- 「ファイル」→「インポート」→「アップロード」
- インポート設定で「新しいスプレッドシートを作成」を選択
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Looker StudioでGoogle スプレッドシートをデータソースとして追加(前述の手順と同じ)
この方法も比較的簡単で、Google スプレッドシートを経由するのとほぼ同じ手順 になります。
4. データベースに保存して連携する
ExcelのデータをMySQLやBigQueryなどのデータベースに保存すれば、Looker Studioと直接連携可能 です。
【手順】データベースを経由してExcelをLooker Studioに取り込む
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Excelをデータベースにインポート
- MySQLやBigQueryにデータをアップロード
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Looker Studioでデータソースを追加
- 「データソースを追加」→「MySQL / BigQuery」などを選択
- データベースの接続情報を入力
- 必要なデータテーブルを選択
この方法は大量データを扱う場合におすすめ ですが、データベースの知識が必要になるため、初心者には少しハードルが高いかもしれません。
5. Looker StudioとExcelを連携する際の注意点
まとめ
Looker StudioはExcelと直接連携できませんが、以下の方法で簡単にデータを取り込めます。
方法 | 特徴 | 難易度 |
---|---|---|
Google スプレッドシートを経由 | 最も簡単でおすすめ | ⭐️ |
CSVファイルをアップロード | ほぼ同じ手順で可能 | ⭐️⭐️ |
データベースを経由 | 大量データ向き | ⭐️⭐️⭐️ |
✅ おすすめの方法
初心者は「Google スプレッドシート経由」がベスト!
大量データを扱う場合は「データベース連携」がおすすめ!
ExcelのデータをLooker Studioで可視化し、より高度なデータ分析に活用しましょう!