【カーナビ比較】ディスプレイオーディオ vs. タブレット!あなたのドライブに最適なのはどっち?

ドライブを快適にするための必需品といえば「カーナビ」ですが、最近ではその選択肢が非常に多様化していますよね。

従来の据え置き型カーナビに加えて、今回は特に人気を集めている「ディスプレイオーディオ」と、手軽に導入できる「iPadなどのタブレット」をカーナビとして使う場合の、それぞれの長所と短所を徹底比較してみたいと思います!

「結局、どっちが良いの?」 「それぞれのメリット・デメリットを詳しく知りたい!」

そんな疑問をお持ちの方、ぜひ最後まで読んで、ご自身のカーライフに合ったナビゲーションスタイルを見つけてくださいね。

1.ディスプレイオーディオ(例:KEIYO AN-N002など)

まずは、近年急速に普及している「ディスプレイオーディオ」について見ていきましょう。

長所(メリット)

  • 車両との一体感とデザイン性:
    • 車載用に設計されているため、まるで純正品のようにダッシュボードにフィットし、内装の美観を損ないません。配線もスッキリと隠せることがほとんどです。
  • 安定した電源供給と自動起動:
    • 車両のイグニッションと連動して自動で電源がON/OFFされるため、乗り込むたびに充電や起動の手間がありません。バッテリー切れの心配も無用です。
  • 高品質な音声出力:
    • 車両のスピーカーシステムと直接接続されるため、高音質でクリアな音声案内や音楽を楽しむことができます。車種によっては、専用の音響調整機能も利用可能です。
  • ワイヤレスCarPlay/Android Autoの快適さ:
    • スマートフォンをケーブルで接続することなく、GoogleマップAppleマップなどの地図アプリ、音楽アプリ、メッセージアプリを大画面で操作できます。一度この快適さを知ると、もう手放せません。
  • ハンズフリー通話の快適さ:
    • 内蔵マイクや車載マイクを使用するため、クリアな音声でハンズフリー通話が可能です。運転に集中できるため、安全性が向上します。
  • その他車載機能との連携:
    • バックカメラやドライブレコーダー、ステアリングリモコンなど、他の車載アクセサリーとの連携がスムーズに行える製品が多いです。
  • ワンセグ/フルセグ内蔵モデルも:
    • モデルによっては地デジチューナーを内蔵しており、駐車中にテレビ視聴も可能です。

短所(デメリット)

  • 高価格帯:
    • 製品本体の価格が高く、取り付け費用も別途かかるため、初期費用が比較的高めです。
  • 取り付けの手間と専門知識:
    • DIYでの取り付けも可能ですが、配線作業や内装の脱着が必要なため、ある程度の知識や工具、手間が必要です。自信がない場合は専門業者への依頼が必須となります。
  • 地図データの更新費用(一部モデル):
    • カーナビ機能が内蔵されている一部のモデルでは、地図データ更新に費用がかかる場合があります。(CarPlay/Android Auto利用の場合はスマホの地図アプリに依存するため無料)
  • 機種変更が難しい:
    • 一度取り付けたら、気軽に別の製品に買い替えるというわけにはいきません。

2.iPadなどのタブレット持ち込み

次に、手持ちのiPadなどのタブレットをカーナビとして利用する場合を見てみましょう。

長所(メリット)

  • 低コストでの導入:
    • すでにタブレットを持っている場合、追加費用は基本的にマウントホルダーと充電器くらいなので、非常に安価にカーナビ環境を構築できます。
  • 常に最新の地図情報:
    • GoogleマップYahoo!カーナビなど、常に最新の地図情報や交通状況を反映したアプリを利用できます。アプリのアップデートも手軽です。
  • 多様なアプリの利用:
    • ナビアプリ以外にも、音楽、動画、ゲーム、SNSなど、タブレットに入っているあらゆるアプリを大画面で利用できます。エンタメ性が非常に高いです。
  • 取り外しが容易:
    • 車から降りる際に簡単に取り外して持ち運べるため、旅行先での情報収集や、移動中のエンターテイメントツールとしても活用できます。
  • 機種変更や買い替えが容易:
    • 新しいモデルが出れば、気軽に買い替えることができます。

短所(デメリット)

  • 電源供給とバッテリーの管理:
    • 常に充電しながら使う必要があります。USBポートの出力が低いと充電が追いつかなかったり、夏場の高温環境下ではバッテリーに負担がかかることも。
  • 通信環境が必須:
  • 取り付けの安定性:
    • 吸盤式のマウントホルダーは、振動でグラついたり、夏場の高温で剥がれたりする可能性があります。固定位置によっては視界の妨げになることも。
  • 盗難のリスク:
    • 車内に放置すると盗難の標的になる可能性があるため、駐車時には必ず持ち出す必要があります。
  • 音声出力とハンズフリー通話:
    • タブレット単体ではスピーカーの音量が小さかったり、音質が悪かったりします。Bluetooth接続で車のスピーカーに出力することは可能ですが、マイクの性能は車載用には劣ることが多いです。
  • 夏の車内での熱暴走:
    • 直射日光が当たる場所や高温になる車内では、タブレットが熱暴走を起こして動作が不安定になったり、充電が停止したりするリスクがあります。
  • 起動の手間:
    • 乗り込むたびにタブレットを設置し、アプリを起動する手間が発生します。

3.結局、あなたにはどちらがおすすめ?

ディスプレイオーディオがおすすめな人

  • 車の内装デザインを重視する方
  • 安定したナビ機能と高音質を求める方
  • スマートフォンCarPlay/Android Autoをワイヤレスで快適に使いたい方
  • バックカメラなど、他の車載機能との連携を重視する方
  • 一度導入すれば、手間なく自動で起動・停止してほしい方
  • ある程度の初期費用をかけられる方

タブレット持ち込みがおすすめな人

  • 初期費用をできるだけ抑えたい方
  • すでに高性能なタブレットを持っている方
  • 常に最新の地図やアプリを利用したい方
  • ナビ以外のエンタメ機能も柔軟に楽しみたい方
  • 車から降りてもタブレットをそのまま持ち運びたい方
  • DIYや設定の手間をいとわない方

まとめ

ディスプレイオーディオもタブレットも、それぞれに優れた点があり、どちらが「絶対的に良い」ということはありません。あなたの車の使用頻度、予算、求める機能、そして何よりも「何を重視するか」によって最適な選択は変わってきます。

このブログ記事が、あなたのカーナビ選びの参考になれば幸いです。快適なドライブライフを楽しみましょう!