【Excel時短術】開始時間と終了時間から休憩時間を自動で計算する方法(特定の時間帯対応)

業務報告や勤怠管理で、休憩時間を自動で計算したいというニーズはよくあります。
この記事では、次のようなルールに基づいて、Excel休憩時間(時間単位)を自動で算出する方法を紹介します。


✅ 休憩時間のルール(例)

条件 加算時間
開始が12:00より前で、終了が12:45を超えていれば 0.75 時間(昼休憩)
開始が17:30より前で、終了が17:45を超えていれば 0.25 時間(夕方休憩)
開始が19:45より前で、終了が20:00を超えていれば 0.25 時間(夜休憩1)
開始が21:45より前で、終了が22:00を超えていれば 0.25 時間(夜休憩2)
開始が23:45より前で、終了が翌日の0:15を超えていれば 0.25 時間(深夜休憩)

✅ 想定される表構成

A列 B列 C列
開始時間 終了時間 休憩時間(h)
11:30 13:00 0.75
17:00 18:00 0.25

✅ 休憩時間を計算するExcel数式(C2セルに入力)

以下の式を C2 に入力すると、休憩時間が自動計算されます:

=IF(AND(ISNUMBER(A2), ISNUMBER(B2)), IF(AND(A2<TIME(12,0,0), B2>TIME(12,45,0)), 0.75, 0) + IF(AND(A2<TIME(17,30,0), B2>TIME(17,45,0)), 0.25, 0) + IF(AND(A2<TIME(19,45,0), B2>TIME(20,0,0)), 0.25, 0) + IF(AND(A2<TIME(21,45,0), B2>TIME(22,0,0)), 0.25, 0) + IF(AND(A2<TIME(23,45,0), B2>TIME(0,15,0)+1), 0.25, 0), "" )

💡 この数式のポイント

ISNUMBER(A2)ISNUMBER(B2)

  • 「開始」「終了」に有効な時刻が入っているかどうかをチェックします。

  • どちらかでも空欄または不正な値であれば、空白("")を返します。

TIME(h, m, s)

  • 時間を数値として扱うExcelの関数です。

    • 例:TIME(12, 0, 0) は 12:00

+1 を使って日付をまたぐ時刻(24時以降)を処理

  • Excelでは「1 = 1日」なので、翌日0:15は TIME(0,15,0) + 1 と記述します。


🧪 実際の動作例

開始時間 終了時間 休憩時間(結果)
11:00 13:00 0.75
17:00 18:00 0.25
21:30 22:30 0.25
(空) 22:00 空白
23:50 00:30 0.25

✅ 表示形式の注意

  • 開始・終了時間(A列・B列)は「時刻」形式(例:13:00)で入力。

  • 休憩時間(C列)は「標準」または「数値(小数1桁)」で表示すると見やすいです。


✍ まとめ

  • Excelで休憩時間を自動計算するには、IFTIME を組み合わせればOK!

  • 時刻が正しく入力されていない場合は、自動で空白になるので安全。

  • 業務報告・勤怠管理・作業分析にすぐ活用できます。