1. Sora 2 APIとは?
OpenAIのSora 2 APIは、テキストプロンプトや既存の画像・動画をインプットとして、超リアルな動画をプログラム経由で生成・管理するためのインターフェースです。
Sora 2の驚異的な「世界シミュレーター」能力を、独自のアプリケーションやサービスに組み込むことが可能になります。
提供されている主なエンドポイント
開発者は以下の主要なエンドポイントを利用して動画生成プロセスを制御します。
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Create video: プロンプトから動画生成ジョブを開始 -
Get video status: 生成ジョブの進行状況を取得 -
Download video: 完成した動画ファイル(MP4形式など)をダウンロード
2. 料金体系:秒単位の従量課金モデル
Sora 2 APIの最も大きな特徴は、従来の言語モデル(GPTなど)の「トークン」単位ではなく、「生成された動画の長さ(秒数)」に基づいた従量課金制を採用している点です。
モデルと1秒あたりの料金
APIでは、用途に応じて複数種類のモデルが提供されており、それぞれ解像度によって料金が異なります。
費用感のシミュレーション
標準モデルと最高品質モデルで、10秒の動画を生成した場合の費用を比較してみましょう。
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標準画質の10秒動画(
sora-2)-
$0.10/秒 × 10秒 = $1.00(約150円)
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最高品質の10秒動画(
sora-2-pro)-
$0.50/秒 × 10秒 = $5.00(約750円)
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プロモーションビデオや映画のワンシーンなど、高い視覚的精度が求められる本番環境で繰り返し生成を行う場合、コストは高くなる傾向にあります。
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1日20本の10秒最高品質動画を生成した場合:$5.00 × 20本 = 3,000)
クリエイティブエージェンシーやスタートアップが本番運用するには、反復試行の回数と品質要求のバランスを見極めることが重要になります。
3. API利用のメリットとビジネス応用
Sora 2をAPI経由で利用する最大のメリットは、外部システムとの連携と自動化です。
Sora 2 APIは、コンセプト検証、ラピッドプロトタイピングから、シネマティック映像が求められるプロダクションレベルのコンテンツ制作まで、幅広いシーンで革新をもたらします。
4. API利用開始のためのステップ
Sora 2 APIを利用するには、まずOpenAI Platformでの準備が必要です。
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組織の認証 (Verify Organization): 一部の高度なAPIを利用するには、本人確認プロセスを完了する必要があります。
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環境設定: 取得したAPIキーを環境変数に設定し、Pythonなどのプログラミング言語でSDK(ソフトウェア開発キット)を介してAPIを叩きます。
高品質モデルの利用や、OpenAIの他のモデルとの連携(例:GPT-5 Proと組み合わせて動画制作のワークフローを構築)には、特定のサブスクリプションプラン(例:ChatGPT Pro)への加入が必要となる場合もあります。