AWSの代表的な仮想サーバーサービス EC2(Elastic Compute Cloud) は、さまざまな料金体系が用意されており、用途に応じて最適なプランを選択できます。
本記事では、EC2の料金体系を詳しく解説し、一般的なWebサイト公開にかかるコストの目安を紹介します。
1. EC2 の料金体系
EC2の料金は、 「利用時間」 や 「インスタンスタイプ」 によって決まります。主な課金方式は以下の4つです。
① オンデマンドインスタンス(従量課金)
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料金形態:1秒または1時間単位で課金
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特徴:初期費用なしで、使った分だけ支払う
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用途:短期間の利用、予測できないワークロード向け
例)t4g.micro(2 vCPU / 1GB RAM)の東京リージョン料金
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$0.0104(約1.6円)/時間
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$7.77(約1,200円)/月(24時間×30日稼働の場合)
② リザーブドインスタンス(長期契約で割引)
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料金形態:1年 or 3年の前払い契約
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特徴:長期利用する場合、最大72%割引
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用途:一定の負荷がかかるWebアプリや社内システム向け
例)t4g.microの1年契約(全額前払い)
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$0.0059(約0.9円)/時間
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$4.26(約650円)/月(24時間×30日)
③ スポットインスタンス(余剰キャパシティの割引利用)
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料金形態:AWSの空きリソースを活用し、オンデマンド価格の 最大90%オフ
④ Savings Plans(柔軟な長期割引プラン)
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料金形態:1年 or 3年の利用量コミットで、最大66%割引
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特徴:EC2以外にもFargateやLambdaにも適用可能
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用途:特定のインスタンスタイプに縛られず、長期利用する企業向け
2. 一般的なHP公開にかかる料金は?
個人ブログや企業の小規模Webサイトを公開する場合、t4g.micro(無料枠対象) もしくは t3.micro あたりが適しています。
(1) 無料利用枠を活用する場合(t4g.micro)
AWSには 無料利用枠(Free Tier) があり、以下の条件で 1年間無料 で使えます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象インスタンス | t2.micro / t3.micro / t4g.micro(1vCPU、1GB RAM) |
| 利用可能時間 | 毎月750時間(1インスタンスなら1か月稼働可能) |
| 対象リージョン | ほぼ全リージョン |
無料枠を超えると、約1,200円/月 かかります。
(2) 小規模Webサイトを運営する場合(t3.micro)
無料枠が終了した後も、低コストでWebサイトを運用できます。
基本的なコスト内訳
| 項目 | 料金 |
|---|---|
| EC2(t3.micro) | 約1,200円/月 |
| EBS(8GBストレージ) | 約100円/月 |
| データ転送量(100GB) | 約900円/月(東京リージョン) |
| 合計 | 約2,200円/月 |
💡 節約ポイント
3. まとめ:用途に合わせたEC2の料金プランを選ぼう
AWS EC2の料金は、用途や期間によって大きく異なります。
| 用途 | 推奨プラン | 目安料金 |
|---|---|---|
| 短期利用 | オンデマンド | 約1,200円/月 |
| 1年以上運用 | リザーブドインスタンス | 約650円/月 |
| 無料枠利用 | t4g.micro(12か月間) | 0円 |
| 高トラフィックサイト | リザーブド + CloudFront | 3,000円~/月 |
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