中古市場でiPadを探している時、「第3世代iPad Air(2019)」と「第8世代iPad(2020)」のどちらを選ぶべきか迷う方は多いでしょう。
この2モデルは、発売時期こそ異なりますが、同じ高性能なA12 Bionicチップを搭載しており、処理能力は非常に近いです。しかし、その「設計コンセプト」の違いから、使用感や機能にはっきりとした差があります。
ここでは、この2つのモデルを徹底的に比較し、あなたがどちらを選ぶべきか明確にします。
📊 基本スペック比較表
| 仕様 | 第3世代iPad Air (2019) | 第8世代iPad (2020) | 勝者ポイント |
| チップ | A12 Bionic (Neural Engine搭載) | A12 Bionic (Neural Engine搭載) | 引き分け (性能は同等) |
| ディスプレイサイズ | 10.5インチ | 10.2インチ | Air 3 (より大きい) |
| ディスプレイ品質 | フルラミネーション、P3広色域、True Tone | 非フルラミネーション、sRGB | Air 3 (圧倒的優位) |
| 本体の薄さ | 6.1 mm | 7.5 mm | Air 3 (より薄い) |
| 本体の重さ | 456 g (Wi-Fi) | 490 g (Wi-Fi) | Air 3 (より軽い) |
| フロントカメラ | 7MP FaceTime HD | 1.2MP FaceTime HD | Air 3 (高性能) |
| ストレージ (最低) | 64GB | 32GB | Air 3 (最低容量が多い) |
| 対応アクセサリ | Apple Pencil (第1世代), Smart Keyboard | Apple Pencil (第1世代), Smart Keyboard | 引き分け |
| 中古価格帯 | やや高め〜同等 | やや低め〜同等 | 第8世代 (わずかに安い可能性) |
🥇 第3世代iPad Airが優れている点:ディスプレイとデザイン
第3世代iPad Airを選ぶ最大の理由、それは「ディスプレイの質」と「本体の洗練度」にあります。
1. フルラミネーションディスプレイの快適さ
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Air 3: フルラミネーションディスプレイです。これは、ガラスと液晶の間に空気層がないため、画面に直接描画しているような感覚でApple Pencilを使えます。光の反射も少なく、画面がより鮮やかに見えます。
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第8世代: 非フルラミネーションディスプレイです。ガラスと液晶の間にわずかな空気層があり、ペンで書いたときに「カツカツ」という音や、ペン先と線との間にわずかな視差(ズレ)を感じることがあります。
2. スリムで軽量なデザイン
3. 充実した機能
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Air 3は、P3広色域とTrue Toneに対応しており、色の再現性が高く、環境光に合わせて画面の色味を自動で調整してくれます。また、フロントカメラも7MPと、第8世代の1.2MPより大幅に高性能です。
🥈 第8世代iPadが優れている点:コスパとシンプルさ
第8世代iPadは、Air 3と比べてディスプレイ性能では劣りますが、「実用性」と「価格」において優位性があります。
1. エントリーモデルとしてのバランス
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第8世代iPadは、基本的な操作や学習、動画視聴といったエントリーユーザーの用途に十分なA12 Bionicチップを搭載しており、中古市場ではAir 3よりもわずかに安価に見つけやすい傾向があります。
2. バッテリー容量のわずかな優位性
💡 結論:あなたに最適なのはどちら?
| あなたの用途 | 最適なモデル | 理由 |
| 絵を描く、メモを取る | 第3世代iPad Air | フルラミネーションディスプレイは書き心地が格段に良い。 |
| 日常のブラウジング、動画視聴 | 第8世代iPad | 処理性能は同じ。価格が安い分、コスパが良い。 |
| 頻繁に持ち運ぶ | 第3世代iPad Air | 薄くて軽いため、携帯性に優れる。 |
| カメラをよく使う | 第3世代iPad Air | フロントカメラの性能が高い。 |
| 予算を最優先する | 第8世代iPad | 中古市場で32GBモデルなどが安価に見つかる可能性がある。 |
同じA12チップを搭載しながらも、Air 3は「高品質な画面と携帯性」を追求したモデルであり、第8世代iPadは「高性能なチップを安価に提供すること」を追求したモデルと言えます。
もしApple Pencilを多用する予定ならAir 3を、とにかく安くA12チップの性能を手に入れたいなら第8世代を選ぶのがおすすめです。