ファイル名の文字コードとは?

ファイル名に使われる文字コードは、コンピュータが文字を認識するためのルールです。異なるOSやソフトウェア間でファイルをやり取りすると、この文字コードの違いから「文字化け」が発生することがあります。


 

各OSのファイル名に使われる文字コード

 

 

Windows

 

Windowsは、かつてShift JIS(シフトジス)を標準の文字コードとしていました。しかし、Windows 10以降ではUTF-8への移行が進んでいます。

  • Shift JIS: 日本語環境で広く使われていた文字コードで、互換性に課題があります。

  • UTF-8: 国際標準の文字コードで、多くの言語を扱えるため、異なるOS間での互換性が高いのが特徴です。

 

macOS

 

macOSは、古くからUTF-8を標準の文字コードとして採用しています。これは、macOSUNIXベースのシステムであることと、多言語対応を重視しているためです。

  • UTF-8: Windowsとの互換性が高く、文字化けしにくいのが利点です。ただし、一部の古いソフトウェアでは問題が発生することもあります。

 

Linux

 

LinuxmacOSと同様にUTF-8を標準としています。


 

文字化けを防ぐためのポイント

 

異なるOS間でファイルをやり取りする際に文字化けを防ぐには、以下の点に注意しましょう。

 

1. ファイル名を日本語だけで完結させない

 

半角英数字とアンダーバー(_)のみでファイル名を付けると、文字コードの違いによる影響を受けにくく、文字化けを確実に防げます。

 

2. 圧縮形式に注意する

 

ファイルを圧縮する際、ZIP形式WindowsmacOSで互換性が高いですが、文字コードの違いから文字化けが起きることがあります。特に、Windowsで作成したZIPファイルをmacOSで解凍すると文字化けしやすいです。

 

3. UTF-8で統一する

 

最も確実な方法は、OSや環境を問わずUTF-8で統一することです。多くのソフトウェアがUTF-8に対応しているため、トラブルを未然に防げます。