Excelで「ファイルがブロックされている」場合の対処法を解説!

Excelファイルを開こうとしたときに、次のようなメッセージが表示されて困ったことはありませんか?

「このファイルの編集を有効にするには、ブロックの解除が必要です。」
または
「ファイルがブロックされているため、開くことができません。」

このようなメッセージが表示される場合、Excelがファイルの内容をブロックしている可能性があります。本記事では、その原因と解決方法について詳しく解説します。


なぜ「ファイルがブロックされる」?その原因とは?

Excelがファイルをブロックする主な理由は、「セキュリティ保護」のためです。
外部から入手したExcelファイルには、マクロ悪意のあるコード が含まれている可能性があるため、誤って開かないようにセキュリティ機能が働くことがあります。

具体的には、以下のようなケースでファイルがブロックされることがあります。

インターネットからダウンロードしたファイル
 → メールの添付ファイルやWebサイトからダウンロードしたファイル

メールの添付ファイル
 → メールで受け取ったExcelファイルを開こうとすると、ブロックされることがあります。

ネットワークドライブのファイル
 - OneDriveやGoogle Driveなど、インターネット上に保存されたファイルを開く際にブロックされる場合があります。
 - 他のユーザーと共有されているExcelファイルも影響を受けることがあります。


Excelで「ファイルがブロックされている」の解除方法

方法1: ファイルのプロパティから解除する(安全な場合のみ)

最も簡単な方法は、ブロックされているファイルを手動で解除することです。

  1. ファイルを右クリック「プロパティ」 を選択
  2. 「全般」タブの一番下にある「セキュリティ: このファイルは他のコンピューターから取得したものであり…」というメッセージを確認
  3. 「許可する」にチェックを入れる「適用」→「OK」
  4. 再度Excelで開いて、ブロックが解除されたか確認

ポイント

  • 「セキュリティ: このファイルは他のコンピューターから取得されたもので、コンピューターを保護するために一部の機能が制限されています。」と表示される場合、ブロックが適用されています。
  • 「許可する」にチェックを入れて「OK」を押すと解除できます。
  • ただし、安全でないファイルの可能性もあるため、送信元が信頼できることを確認しましょう。

方法②: 保護ビューを無効にする

Excelのセキュリティ設定により、外部から取得したファイルが自動的にブロックされることがあります。これを解除する方法は以下の通りです。

  1. Excelを開く(ブロックされたファイルを開く前でもOK)

  2. 「ファイル」「オプション」 を選択

  3. 左メニューの 「セキュリティ センター」 をクリック

  4. 「セキュリティ センターの設定」 を選択

  5. 左側の「保護ビュー」 をクリック

  6. 以下のチェックを外す

    • インターネットから取得したファイルに対し、保護ビューを有効にする
    • 潜在的に危険な場所から開いたファイルに対し、保護ビューを有効にする
    • Outlook の添付ファイルに対し、保護ビューを有効にする
  7. 「OK」をクリックしてExcelを再起動する
    この設定を変更すると、今後ダウンロードしたファイルもブロックされずに開けるようになります。


3. 保護ビューをオフにする(高度な設定)

上記の方法でも解決しない場合、保護ビューの設定を変更することでブロックを解除できます。ただし、セキュリティ上のリスクがあるため、信頼できるファイルにのみ適用してください。

手順:

  1. Excelを開く(ブロックされたファイルでなくてもOK)
  2. 「ファイル」→「オプション」 をクリック
  3. 「セキュリティセンター」→「セキュリティセンターの設定」 を開く
  4. 左側の「保護ビュー」をクリック
  5. 以下のオプションのチェックを外す
    • インターネットから取得したファイルに対し、保護ビューを有効にする
    • 潜在的に危険な場所から開いたファイルに対し、保護ビューを有効にする
    • Outlook の添付ファイルに対し、保護ビューを有効にする
  6. 「OK」ボタンを押し、Excelを再起動

4. 特定のフォルダーを信頼済みに設定する

頻繁にマクロ付きファイルを使用する場合は、ファイルを「信頼済みフォルダー」に移動するのも有効です。

手順:

  1. Excelを開く
  2. 「ファイル」→「オプション」 をクリック
  3. 「セキュリティセンター」→「セキュリティセンターの設定」 を開く
  4. 「信頼できる場所」 をクリック
  5. 「新しい場所の追加」 をクリックし、安全なフォルダー(例: C:\Users\あなたのユーザー名\Documents\SafeExcel)を追加する
  6. 「この場所のサブフォルダーも信頼する」にチェックを入れる
  7. 「OK」ボタンを押してExcelを再起動

📌 ポイント: 追加したフォルダー内のファイルは、マクロがブロックされずに開けるようになります。


5. 最後の手段: グループポリシーの変更(管理者向け)

企業や組織で管理されているPCの場合、セキュリティ設定によりブロックされている可能性があります。その場合、IT部門や管理者に相談し、グループポリシーを変更してもらう必要があります。


まとめ

状況 解決策
一時的に解除したい ファイルのプロパティから「ブロックの解除」
すべての外部ファイルのブロックを解除したい 「保護ビュー」の設定を変更
特定のフォルダー内のファイルを常に許可したい 「信頼済みフォルダー」に設定
企業のセキュリティ制限で解除できない IT管理者に相談

マクロや外部ファイルを使用する際は、信頼できるファイルかどうかを確認しながら、安全に作業を進めましょう!