2018年に登場した「Surface Laptop 2」は、初代モデルのデザインを踏襲しながら、性能面で大幅なアップグレードが施されたモデルです。本記事では、Surface Laptop 2の各ヴァリエーションを比較表を用いて詳しく解説し、どのモデルがあなたに最適かを見つけるお手伝いをします。
Surface Laptop 2(2018年)の主な特徴
Surface Laptop 2は以下の改良が加えられ、初代モデルと差別化されています:
- 第8世代Intel Coreプロセッサを搭載し、最大85%のパフォーマンス向上。
- Windows 10 Homeを標準搭載(Sモードは廃止)。
- 新色「ブラック」が追加され、4色展開に(ブラック、プラチナ、バーガンディ、コバルトブルー)。
- メモリ8GB以上を全モデルで標準装備。
- 13.5インチ PixelSenseディスプレイ(解像度:2256×1504、アスペクト比3:2)で、タッチ対応。
ヴァリエーションのスペック比較
以下はSurface Laptop 2の主なヴァリエーションをまとめた表です。
モデル | CPU | RAM | ストレージ | GPU | 価格(発売当初) |
---|---|---|---|---|---|
エントリーモデル | Intel Core i5-8250U | 8GB | 128GB SSD | Intel UHD Graphics 620 | 約13万円 |
標準モデル | Intel Core i5-8250U | 8GBまたは16GB | 256GB SSD | Intel UHD Graphics 620 | 約15〜18万円 |
上位モデル | Intel Core i7-8650U | 16GB | 512GBまたは1TB SSD | Intel UHD Graphics 620 | 約20〜27万円 |
スペック詳細解説
1. エントリーモデル
- CPU: Intel Core i5-8250Uは、クアッドコア仕様で初代モデルよりも処理能力が大幅に向上。
- RAM: 8GBは日常作業やOfficeソフトの使用に十分。
- ストレージ: 128GB SSDはライトユーザー向け。
- 用途: 学生や軽い作業を行うユーザーに最適。
2. 標準モデル
- CPU: 同じくCore i5-8250Uを採用し、エントリーモデルと同等の処理性能。
- RAM: 16GBモデルは、より多くのアプリを同時に使用したいユーザー向け。
- ストレージ: 256GB SSDは、データ保存にゆとりがあり、多くのユーザーに最適。
- 用途: ビジネスユーザーや一般的な用途におすすめ。
3. 上位モデル
- CPU: Core i7-8650Uは、より高いクロック速度を持ち、パフォーマンスを重視。
- RAM: 16GBの大容量で、クリエイティブな作業にも対応可能。
- ストレージ: 最大1TB SSDは、大容量データを扱うユーザーにとって理想的。
- 用途: プロフェッショナルユーザーや、写真編集や動画編集を行うユーザーに最適。
Surface Laptop 2(2018年)と初代モデルの違い
ポイント | 初代モデル | Surface Laptop 2 |
---|---|---|
プロセッサ | 第7世代Intel Core | 第8世代Intel Core |
標準メモリ | 4GBまたは8GB | 8GB以上 |
OS | Windows 10 Sモード | Windows 10 Home |
色のバリエーション | 3色 | 4色(ブラック追加) |
Surface Laptop 2は、特に性能面で大幅な進化を遂げています。また、OSの制限が緩和されたことで、使い勝手が向上しています。
まとめ:どのモデルを選ぶべきか?
-
ライトユーザー → エントリーモデル(Core i5 / 8GB RAM / 128GB SSD)
コストパフォーマンスが高く、日常使いに最適。 -
ビジネスユーザー → 標準モデル(Core i5 / 16GB RAM / 256GB SSD)
作業効率を重視したバランスの取れたモデル。 -
クリエイティブユーザー → 上位モデル(Core i7 / 16GB RAM / 512GB〜1TB SSD)
高負荷な作業にも対応できる性能。
Surface Laptop 2は、性能、デザイン、使い勝手のすべてを兼ね備えたデバイスです。用途に応じて、自分にぴったりのモデルを選びましょう!