Googleが提供する最新の生成AIモデル「Gemini」を活用するためのツールとして、「Gemini CLI」と「Google AI Studio」があります。これらは密接に関連していますが、それぞれ異なる役割を持っています。
このブログでは、この二つのツールの関係性とその使い分けを解説し、皆さんの開発をスムーズに進めるためのヒントを提供します。
💡 結論から:CLIとStudioは「利用場所」と「鍵(APIキー)」の関係
Gemini CLIとGoogle AI Studioは、どちらもGemini APIを通じてAIモデルを利用するためのツールですが、役割分担があります。
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Google AI Studio:
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Gemini CLI:
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役割: コマンドライン(ターミナル)からGeminiモデルにアクセスし、対話やタスクを実行するためのツールです。
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イメージ: 開発の「現場作業用ツール」
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最も重要な関係は、Gemini CLIを使うためには、Google AI Studioで発行したAPIキーが必要という点です。
🛠️ Google AI Studio:すべての始まりの場所
Google AI Studioは、Geminiを活用したアプリケーション開発の初期段階で非常に強力な役割を果たします。
1. プロンプトのプロトタイピング
チャット形式のUIや構造化されたプロンプトエディタを使って、実際にコードを書く前にGeminiの応答を試したり、最適なプロンプト設計を練ったりすることができます。
2. APIキーの発行・管理
Gemini CLIや、独自のアプリケーションからGemini APIを呼び出すために必須となるAPIキーを生成し、管理する場所がGoogle AI Studioです。
🔑 重要ポイント: 取得したAPIキーを環境変数(例:
GEMINI_API_KEY)に設定することで、Gemini CLIは認証され、Geminiモデルにアクセスできるようになります。
3. モデルの選択と設定の確認
使用したいGeminiモデル(例:gemini-2.5-flashやgemini-2.5-proなど)の動作やパラメータ設定を直感的に試すことができます。
🖥️ Gemini CLI:ターミナルからの強力なアクセス
Gemini CLIは、Google AI Studioでプロンプトの検証が完了し、日常的な作業やスクリプトへの組み込みを考える段階で真価を発揮します。
1. ターミナルからの即時対話
インストールさえすれば、すぐにターミナルからGeminiと対話できます。簡単な質問、コード生成、ファイルの要約など、開発作業の流れを止めずにAIの力を借りられます。
2. 開発ワークフローへの統合
シェルスクリプトやCI/CDパイプラインなどにGeminiの機能を組み込む際、CLIコマンドは非常に便利です。例えば、コミットメッセージのレビューや、コードの簡単な修正指示などを自動化できます。
3. コマンドライン特有の利便性
Webブラウザを開く必要がなく、キーボード操作だけで完結するため、効率性を重視する開発者にとっては手放せないツールとなります。
🤝 まとめ:二つのツールの使い分け
| 特徴 | Google AI Studio | Gemini CLI |
| インターフェース | Webブラウザ(GUI) | コマンドライン(CUI) |
| 主な役割 | APIキーの発行、プロンプトの設計・プロトタイピング | ターミナルからの実行、スクリプトへの統合、日常的な利用 |
| 適したフェーズ | 開発初期、検証、APIキー取得 | 開発中、日常的な利用、自動化 |
| 必須な関係 | CLIを使うためのAPIキーを提供する場所 | Studioから取得したAPIキーを利用するツール |
🚀 次の一歩
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まずはCLIで簡単な質問を試してみましょう!
この二つのツールを使いこなすことで、皆さんのGeminiを活用した開発がさらに加速すること間違いなしです!
Happy coding!