AppleのiPhoneシリーズは、毎年進化を続けており、搭載されるCPU(Appleシリコン)も年々進化しています。iPhoneのパフォーマンスを支えるのが「Aシリーズ」チップで、最新のiPhoneでは「A18」や「A17 Pro」などの最新CPUが搭載されています。
この記事では、歴代のiPhoneがどのCPUを搭載しているのかを一覧で紹介し、それぞれの特徴について解説します!
1. iPhoneに搭載される「Aシリーズ」チップとは?
Appleは、iPhone専用の「Aシリーズ」と呼ばれるプロセッサを開発・搭載しています。
Aシリーズの特徴
- Appleが独自開発したARMベースのプロセッサ
- 省電力&高性能なSoC(System on a Chip)設計
- Neural Engine(AI処理専用チップ)を搭載
- 毎年改良され、グラフィックス性能や電力効率が向上
特に、最新モデルでは3nmプロセス技術を採用し、より小型・高性能・低消費電力化が進んでいます。
2. 歴代iPhoneの搭載CPU一覧
以下に、各iPhoneシリーズが搭載しているAシリーズチップをまとめました。
| iPhoneモデル | 発売年 | 搭載チップ | プロセス技術 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|
| iPhone 3GS | 2009 | Samsung S5PC100 | 65nm | 初のARM Cortex-A8搭載 |
| iPhone 4 | 2010 | A4 | 45nm | Apple独自開発CPUの始まり |
| iPhone 4s | 2011 | A5 | 32nm | デュアルコアCPU搭載 |
| iPhone 5 | 2012 | A6 | 32nm | Apple独自設計のARMコア |
| iPhone 5s | 2013 | A7 | 28nm | 初の64bit対応CPU |
| iPhone 6/6 Plus | 2014 | A8 | 20nm | 高効率・省電力化 |
| iPhone 6s/6s Plus | 2015 | A9 | 14nm / 16nm | M9モーションコプロセッサ |
| iPhone 7/7 Plus | 2016 | A10 Fusion | 16nm | 初のクアッドコアCPU |
| iPhone 8/X | 2017 | A11 Bionic | 10nm | Neural Engine初搭載 |
| iPhone XS/XS Max/XR | 2018 | A12 Bionic | 7nm | 大幅な省電力化 |
| iPhone 11シリーズ | 2019 | A13 Bionic | 7nm+ | 高性能Neural Engine |
| iPhone 12シリーズ | 2020 | A14 Bionic | 5nm | 初の5nmプロセス採用 |
| iPhone 13シリーズ | 2021 | A15 Bionic | 5nm+ | GPU性能が向上 |
| iPhone 14 | 2022 | A15 Bionic | 5nm+ | 省電力性能向上 |
| iPhone 14 Pro | 2022 | A16 Bionic | 4nm | より高速なNeural Engine |
| iPhone 15 | 2023 | A16 Bionic | 4nm | 標準モデルに搭載 |
| iPhone 15 Pro | 2023 | A17 Pro | 3nm | 初の3nmプロセス採用 |
| iPhone 16 | 2024 | A17 Pro | 3nm | より最適化された設計 |
| iPhone 16 Pro | 2024 | A18 | 3nm | AI性能が向上 |
3. 最新の「A17 Pro」と「A18」の違いは?
2023年に登場したA17 Proと、2024年のA18は、どのように進化したのでしょうか?
| 比較項目 | A17 Pro | A18 |
|---|---|---|
| プロセス技術 | 3nm | 3nm(改良版) |
| CPU | 6コア | 6コア(クロック向上) |
| GPU | 6コア(Pro向け) | 6コア(最適化) |
| Neural Engine | 16コア | 20コア(AI性能向上) |
| 省電力性能 | A16比で約20%向上 | A17 Pro比でさらに10%向上 |
A18では、AI処理の速度向上とさらなる省電力化が進んでおり、より高性能なiPhoneを支えるチップになっています。
4. iPhoneの「Aシリーズ」はなぜ強い?
AppleのAシリーズチップが他のスマートフォン用プロセッサ(Qualcomm SnapdragonやMediaTekなど)と比べて強い理由を解説します。
① Apple独自のカスタム設計
Aシリーズは、Appleがハードウェア・ソフトウェアを一体で開発しているため、iOSとの最適化が抜群です。
例えば、iPhoneではAndroidスマホより少ないRAM(6GB程度)でもスムーズに動作します。これは、Aシリーズの高効率な設計とiOSの最適化によるものです。
② 高性能なNeural Engine(AI処理)
A11 Bionic以降、AppleはAI処理専用のNeural Engineを搭載し、顔認識(Face ID)や画像処理、音声認識などを高速化しています。
特に、最新のA18ではAI性能が大幅に向上し、Siriの精度向上や画像・動画編集の処理速度が飛躍的に向上しました。
③ GPU性能の高さ
A17 Proからは、Appleが独自開発したハードウェアレイトレーシング対応のGPUを搭載し、モバイルゲームのグラフィックスが大幅に向上。
これにより、AAAタイトルのゲームがiPhoneで快適にプレイ可能になりました。
5. まとめ:iPhoneの進化を支える「Aシリーズ」チップ
iPhoneは、毎年進化を続けていますが、その中心にあるのがAppleの「Aシリーズ」チップです。
今後も、Appleはより高速で省電力なチップを開発し、iPhoneの進化を加速していくでしょう。
次世代のiPhone 17シリーズでは、「A19」やさらに強化されたNeural Engineの登場が予想されており、今後の進化が楽しみですね!